赤木コーセイの新工場 7月1日に本格稼働

2019/06/30 [00:13] 公開

7月1日から本格稼働する赤木コーセイの新工場=平戸市田平町

 自動車部品や産業用ロボットのモーター部品などの製造を手掛ける赤木コーセイ(長崎県平戸市)が、同社敷地内に新工場を建設。7月1日から本格稼働する。
 新工場は敷地面積約6100平方メートルで鉄筋一部2階建て。ターボ車の吸気系部品の製造は現在、月間約3200台分だが、増設で同1万6千台分が可能になる。投資規模は建物と機材を含め約3億円。
 同社は現在、国内メーカー10社と取引し、2018年度売上高は約20億円。新工場建設で生産力を向上させ、本年度は約21億円、22年度には約25億円を目指す。社員104人に加え本年度以降、地元を中心に20人以上の新たな雇用も計画している。
 赤木敬一社長は「平戸の人材を積極的に活用することで恩返ししながら、地域と一緒に成長していきたい」と話した。