長崎発着で初　島鉄フェリーにWi-Fi導入　あすから

　島原鉄道（長崎県島原市）とNTTドコモ九州支社（福岡市）は7月1日から、口之津（南島原市）－鬼池（熊本県天草市）で運航している島鉄フェリー2隻に、無料で利用できる公衆無線LAN「Wi-Fi」を導入する。
　同支社によると、ドコモによる船内向けサービス提供は九州では2例目、本県発着では初めて。近年増加する訪日外国人など乗船客の利便性を高める狙い。
　口之津－鬼池を約30分で結ぶ「フェリーくちのつ」「フェリーあまくさII」の客室内に「Wi-Fi」を各1台ずつ設置。同時に30人程度の乗船客がスマートフォンやタブレット端末などからインターネットに無料接続できる。利用にはフェイスブックやグーグルなどのアカウントが必要。接続時間は15分で、1日8回まで接続できる。