長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)で、「ゆり祭」が開かれ、来園者は童話「シンデレラ」の世界を表現したアート作品を楽しんでいる。7月15日まで。
メインは、パレスハウステンボス。シンデレラが舞踏会に向かう場面をユリのトンネルで表現したり、タワー形のオブジェなどで舞踏会の華やかな雰囲気を演出したりしている。来園者は鮮やかなユリと甘い香りに囲まれ、"お姫さま気分"を満喫している。東京の会社員、佐野美緒さん(30)は「ボリュームがあり、香りがよく、癒やされた。シンデレラの童話を読み返したくなった」と満足そうだった。
アムステルダム広場にはユリの馬車がお目見え。ホテルヨーロッパでは29日から、ユリのオブジェで舞踏会のきらびやかな世界を表現する。