全九州高校大会 ラグビー 長崎北陽台4強 自信深め王者へ挑戦

2019/06/23 [10:39] 公開

【ラグビー1位ブロック1回戦、長崎北陽台―大分舞鶴】後半14分、ゴールラインに迫る長崎北陽台のロック亀井=沖縄県読谷村、県残波岬ボールパーク

 ラグビー1位ブロックで4強入りを決めた長崎北陽台。大分舞鶴との初戦は序盤から試合を優位に進め、後半は控えの1、2年生も起用しながら34-14で快勝した。浦コーチは「最後に甘さが出て取られた場面もあったけれど、FWを中心にレベルは上がっている」と手応えを口にした。
 小雨が降り、風も強いコンディション。試合開始早々に、ラインアウトからのモールで先制トライを奪って流れをつかんだ。続けてFB山口の突破力とWTB山田のスピードを生かしてトライ(ゴール)を加えると、さらに連続攻撃からプロップ田中翔、ナンバー8中原がトライ(2ゴール)を連取。前半で26-0と試合の大勢を決めた。
 準決勝の相手は九州王座を守り続ける東福岡。主将のCTB岡崎は「このところ、いい形で試合ができていて自信はついている。ディフェンスでしっかり粘って、北陽台の強みを出し切りたい」とライバルへの挑戦を楽しみにしていた。