梅雨入り前に防災点検 長崎市内35カ所パトロール

2019/05/27 [00:01] 公開

防災パトロールの出発式に臨んだ市職員=長崎市役所西側広場

 梅雨入りを前に、長崎市は24日、市内35カ所で防災パトロールをした。消防や土木などの関係部局の職員約50人が崖崩れの恐れがある斜面地などを点検した。

 大雨や地震への防災意識向上を目的に2000年から毎年実施。市役所西側広場でパトロールの出発式があり、田上富久市長は「日ごろから大規模災害へ備えておくことが大切。事前にしっかりとチェックをすることで大雨が降っても被害を最小限にできる」と語った。

 職員は県指定の土砂災害警戒区域や、各自治会から要望があった場所などを巡回。老朽危険空き家や過去の崖崩れ現場などの状態を確認した。