舞台の夢へ16人第一歩 ハウステンボス歌劇学院の第6期生入学

2019/05/22 [11:10] 公開

入学式でテーマソングを斉唱する新入生=佐世保市、ハウステンボス

 プロの舞台女優を養成するハウステンボス歌劇学院の第6期生入学式は21日、長崎県佐世保市のハウステンボス(HTB)であり、全国から集まった18~22歳の16人が夢への第一歩を踏み出した。

 今後1年にわたってダンスや日本舞踊、専門知識を身に付ける。今年からは琴や和太鼓といった和楽器も授業に取り入れる。2年目は研修生として舞台に立つ。

 歌劇団のトップスター、優雅さんは「甘い世界ではないが、好きで選んだからこそ、やり抜いてほしい」と激励。新入生を代表し、藤井由来(ゆら)さん(19)が「精いっぱい学び、日々成長していく」と宣誓した。

 新入生の下釜春菜さん(18)=長崎市出身=は「国内だけでなく世界に羽ばたける舞台人になりたい」と抱負を語った。

 2013年にハウステンボス歌劇団(現歌劇ザ・レビューハウステンボス)が発足し、現在約80人が所属している。歌劇学院は2014年5月に創設した。