日本さつまいもサミットでグランプリ! 佐世保・宇久の辻さんが育てた「あまはづき」

長崎新聞 2026/03/04 [12:10] 公開

宮島市長(左)に「あまはづき」の特長を説明する辻さん=佐世保市役所

宮島市長(左)に「あまはづき」の特長を説明する辻さん=佐世保市役所

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サツマイモの生産者が集う「日本さつまいもサミット」の品種部門で、長崎県佐世保市宇久町の辻市朗さん(75)が育てた「あまはづき」がグランプリを受賞した。
 同サミットは、生産者のモチベーション向上とブランド力の強化などが目的。今年で7回目。全国から多くの応募があり、1月下旬に生産者部門と品種部門のグランプリ計8組が選ばれた。2月、千葉県で開催された「冬のさつまいも博」で授賞式があった。
 「あまはづき」は収穫直後から糖度が高く、ねっとりとした食感が特長。糖度を高めるため収穫後に貯蔵施設で熟成が必要となる品種と違い、収穫してすぐに出荷でき、産地直送に適している。
 周囲を海で囲まれた宇久島でサツマイモ作りを始めて約30年の辻さん。「潮風に乗って海水が畑に運ばれ、ミネラルを含んだ土が多い。そのおかげで糖度の高いイモが育つ」と話す。これまで別の品種を生産していたが、昨年10月から「あまはづき」の生産を始め、同市内に5トンを出荷した。
 辻さんは2月25日、市役所を訪れ「サツマイモを通じて宇久島の活性化につなげたい」と受賞を報告。試食した宮島大典市長は「甘みが強くておいしい」と話した。