メクル第362号 まき割り、たき火 体験 諫早・本明川沿い「桜づつみ」

2019/04/15 [10:37] 公開

たき火やまき割りを体験する子どもたち=諫早市仲沖町

 諫早(いさはや)市仲沖(なかおき)町の本明川沿(ほんみょうがわぞ)いに整備(せいび)された桜(さくら)づつみの周辺で6日、清掃(せいそう)や植樹(しょくじゅ)などをする催(もよお)しがあり、その中で子どもたちを対象にしたまき割(わ)りやたき火などの体験会がありました。
 催しは、約1キロにわたって8種類の八重桜(やえざくら)約500本が植えられている桜づつみを多くの市民が集まるいこいの場にしようと、自治会や地元企業(きぎょう)など30団体(だんたい)でつくる「本明川交流会」(鈴木勇次(すずきゆうじ)会長)が毎年開いています。今年で10回目。約250人が参加しました。
 体験会は、自然体験を通して子どもたちの「生きる力」をはぐくもうと初めて開きました。会場にテントやハンモックを設置(せっち)。国立諫早青少年自然の家のスタッフやマスコットキャラクターのタラッキーが見守る中、子どもたちはまき割りに挑戦(ちょうせん)しました。
 その後、煙(けむり)が流れる方向に注意しながら、おそるおそる割ったまきを火にくべ、串(くし)に刺(さ)したマシュマロを薄茶(うすちゃ)色になるまで焼きました。市立御館山(みたちやま)小3年の野口陽葵(のぐちはるき)君(8)は「まきがきれいに割れるとスカッとする。焼いたマシュマロは、中がとろとろで甘(あま)かった」と笑顔で話しました。