土木の大切さ知ろう 長与でイベント

2019/04/10 [00:00] 公開

かるたを楽しみながら土木の偉人たちについて学ぶ子どもたち=児童クラブクローバー

 暮らしを支える土木の大切さを子どもたちに伝えるユニット「噂(うわさ)の土木応援チームデミーとマツ」がこのほど、長崎県西彼長与町高田郷の学童保育「児童クラブクローバー」で土木キッズアカデミーin長与を開いた。
 2人は、共に工学博士の長崎大職員、デミーこと出水享さん(39)、福岡市の会社員、マツこと松永昭吾さん(48)。2016年4月の結成以降、工事現場での体験イベントなどを開催している。
 約40人の小学生を前に「道路や港がなかったらどうなる」と問い掛けたり、過去の大水害などについて説明したりした。「土木偉人かるた」では、奈良時代の僧や戦国武将など土木事業に携わった偉人を紹介。子どもたちは素早く札を取り、人物にまつわるエピソードなどを聞いた。
 町立長与南小6年の白石咲さん(11)は「土木の仕事を頑張る人を応援したい」、川畑光莉さん(11)は「災害を防ぐために土木が大切だと分かった」と話した。