雲仙ふるさと景観フォトコン 山中さん2年連続最優秀

2019/03/21 [00:00] 公開

 雲仙市内の美しい風景を収めた「雲仙ふるさと景観百選フォトコンテスト」の最優秀賞に、長崎県雲仙市千々石町の山中俊樹さん(50)が撮影した「火星大接近とペルセウス座流星群の夜」が選ばれた。山中さんの受賞は2年連続。

 同コンテストは1年間で10作品ずつ入賞作を選び、10年間で「百選」を完成させる事業で、雲仙市が昨年度から始めた。雲仙市内の写真愛好家ら20人から50点の応募があった。

 山中さんの作品は、昨年夏に国見町の県立百花台公園にあるつり橋から眺めた満天の星を収めた。撮影当日は山中さんの誕生日で、「すてきなプレゼントになった。これからも魅力的な場所を探していく」と抱負。15日に雲仙市役所であった表彰式で、金澤秀三郎市長は「多くの観光資源を発掘してもらい、市内外に発信してほしい」と述べ、受賞者に賞状を手渡した。

 これまでの入賞作品と撮影場所は、雲仙市のホームページで閲覧できる。

 ■その他の受賞者は次の通り。(敬称略)

 優秀賞 ▽「雲仙霧氷」石垣保治(国見町)▽「小浜の段々畑と夕日」菅記博(小浜町)▽「ジオパーク」林田知高(小浜町)
 入賞 ▽「斜陽の牧場」石田一洋(国見町)▽「神の暮らす杜」竹田満輝(瑞穂町)▽「光芒・南串児島」松永勇(南串山町)▽「白砂青松 普賢岳」井上克幸(同)▽「秋日和(神代小路)」吉田省介(小浜町)▽「足湯ライトアップ」尾﨑翔(同)

最優秀賞に輝いた山中さんの「火星大接近とペルセウス座流星群の夜」(雲仙市提供)
山中さん(前列右から2人目)ら受賞者=雲仙市役所