「温泉むすめ」ファン集う 雲仙でトークショー

2019/03/19 [00:05] 公開

 全国の温泉を擬人化したキャラクター「温泉むすめ」の声優によるトークショーが17日、長崎県雲仙市の雲仙温泉街であり、ファンら約130人が交流を楽しんだ。

 温泉むすめは、イラストレーターと声優がコラボしたキャラクター。東京のイベント運営会社「エンバウンド」が手掛け、雲仙温泉には「雲仙伊乃里(いのり)」がいる。雲仙は1934年3月16日に日本初の国立公園に指定。トークショーは指定記念日に合わせたイベントとして、同社と雲仙青年観光会が企画した。

 トークショーには、雲仙伊乃里役の奥野香耶さんと、有馬楓花(ふうか)(兵庫県・有馬温泉)役を務める本県出身の桑原由気さんが出演。2人は雲仙にまつわるクイズに答えながら参加者と交流。雲仙温泉のゆるキャラ「ウンゼリーヌ」との掛け合いで会場を沸かせた。

 会場の雲仙スカイホテルには関東や関西、福岡などから20、30代を中心にファンが集まった。千葉県から訪れた会社員男性(33)はイベントに合わせて4泊5日で雲仙を満喫。「温泉もトークショーも満足。ゆったりして心もポカポカになる楽しい旅行だった」と話した。

約130人が集まった「温泉むすめ」のトークショー=雲仙スカイホテル