ブルーの川棚を歩こう 「ナイトウオーク」初開催

2019/03/14 [00:00] 公開

 長崎県東彼川棚町で自閉症への理解促進に取り組む「ブルーライトinかわたな実行委」(藤田直子代表)は、世界自閉症啓発デーの4月2日、町中心部をシンボルカラーのブルーで照らし、夜の町を歩く「ナイトウオーク」を開く。

 国連が定める啓発デーは、世界各地のランドマークが「癒やし」や「希望」を表す青色にライトアップされる。川棚町では2年前から、中心部を青のランタンなどで飾っている。

 9日は同町中組郷の中央公民館でランタンを作るワークショップを開いた。「そら 大村発達障害児・者を支える会」(大村市・柿本文香会長)の親子らが参加。青く染めた和紙をペットボトルに貼り付け、完成させた。県人権・同和対策課の菅康弘氏の講話や朗読ボランティア「よみびすと」による絵本の読み聞かせもあった。

 「ナイトウオーク」は初めて企画。参加者はブルーの服や小物を身に着け、町中心部を歩く。参加費は100円。藤田代表は「活動3年目で少しずつ輪が広がってきた。ブルーの川棚を一緒に歩いてみませんか」と参加を呼び掛けている。申し込みは27日までに町教委(電0956.82.2064)。

世界自閉症啓発デーに向けて青いランタン作りに取り組む親子=川棚町