江迎で繭玉まつり 31日まで 街並み彩る3万個

2019/03/06 [00:01] 公開

 色とりどりの3万個の繭玉が街並みを彩る長崎県佐世保市江迎町の春のイベント、「肥前えむかえ繭玉まつり」が開かれている。3日のオープニングセレモニーでは力強い太鼓の演奏でまつりムードを盛り上げた。31日まで。
 実行委主催。地元の女性らが地域振興を目的に始め18回目。セレモニーは市江迎支所近くに設けた「いっぷく処(どころ)」であり、子どもらが勇壮な龍王太鼓、獅子舞太鼓を披露。山下芳生実行委員長は「一期一会のおもてなしをパワーアップし、お客さまを迎えたい」とあいさつした。
 期間中、繭玉つくり講習会(10、17日)や、子ども向けとして見えない箱の中身を当てるクイズ「ミステリーボックス」(17、24日)、ガイド付きの街歩き「江迎宿場町歴史お散歩」(16日)、地元の特産品などを販売する「北松きゃぁ~もん市」(23、24日)などを企画している。
 問い合わせは実行委事務局の山下さん(電080.6457.0872)、綿川さん(電090.5924.8576)。

色とりどりの繭玉の前で勇壮な太鼓の披露などがあった「肥前えむかえ繭玉まつり」のオープニングセレモニー=佐世保市江迎町、いっぷく処