春の火災予防運動スタート 空気乾燥「火の用心」

2019/03/02 [16:00] 公開

 春の全国火災予防運動(1~7日)がスタートした1日、松浦市の松浦地区と福島町で市消防団(志水正信団長)による防火パレードがあり、消防車で市民に「火の用心」を呼び掛けた。
 市消防団では春を前にした野焼きのシーズンを迎えることや、空気が乾燥し、風の強い日が多くなることから、市民の防火意識を高めようと、同運動に合わせて防火パレードを実施した。
 松浦地区では消防車10台、消防団員ら約40人が参加。市役所での出発式で友田吉泰市長が「市内では今年になって3件の火災が発生している。火災を出さないという覚悟で予防を周知してもらいたい」とあいさつ。消防団員らは「火の用心」と書かれた横断幕を掲げた消防車に分乗し、松浦地区を約4時間かけて広報活動し、火災予防を呼び掛けていた。

「火の用心」の横断幕を掲げ防火パレードに出発する消防車=松浦市志佐町