【平成の長崎】ポートホールン長崎がオープン 旧長崎オランダ村跡地

2019/02/27 [00:00] 公開

 西海市西彼町の旧長崎オランダ村跡地の一角に16日、市民交流型観光施設「ポートホールン長崎」がオープンし、家族連れや行楽客らでにぎわった。
 ポートホールンは、同市の観光リゾート運営会社ホーランドビレッジ(坂本信吾社長)が運営。同社が跡地の一部約1万平方メートルを市から10年間無償で借り受け、既存の建物などを市の支出も含め約5億5千万円をかけて改修した。西海産や県内産の食材を使った料理やスイーツなどを味わえる飲食店、地元の特産品などの販売店、子どもが遊べるスペース、シーカヤックが体験できるマリンレジャー施設などがある。
 オープニングセレモニーでは、坂本社長が「西海市観光の拠点として役割を果たしていきたい」とあいさつ。地元保育園児の歌の合唱や関係者によるテープカットで開業を祝った後、来場者は早速、食事や買い物などを楽しんでいた。西彼長与町から家族3人で訪れた会社員の緒方俊之さん(28)は「ゆっくり過ごすことができて気持ちが良い」と話した。
(平成28年4月17日付長崎新聞より)
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【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

風船を飛ばしてオープンを祝う来場者=西海市西彼町喰場郷、ポートホールン長崎