カネミ油症への理解を深めてもらおうと、カネミ油症被害者支援センター(YSC、東京)はブックレット「15分でわかる カネミ油症問題のいま」を発刊した。YSCは「事件を知らない世代にも伝わる入門編として活用してほしい」とし、学校の授業や学習会での活用も想定している。
カネミ油症は1968年に長崎県など西日本一帯で発覚した食中毒事件。発生から半世紀以上が経過した今も被害は続いており、2021年度からは国が認定患者の子や孫らを対象に健康実態調査を開始。だが、現行の認定制度や補償の枠組みでは救済が進まない状況もある。
こうした中、YSCは24年に「カネミ油症事件 聞き取り記録集 家族の食卓(改訂版)」を刊行。今回のブックレットはその補助冊子として製作し、油症問題を初めて学ぶ人にも分かりやすく伝える内容。会員や被害者、研究者らに配布したほか、今後は改訂版購入者に無料で配布する。
A5判、全15ページ、2千部発行。全9章構成で事件の経緯、患者の定義、ポリ塩化ビフェニール(PCB)処理の歴史、関連法、次世代被害の実態までを網羅し、課題を整理。診断基準見直しやPCB製造元のカネカの積極関与、公害基金創設など、新たな支援の枠組みも提言している。
授業や学習会で活用する場合は、ブックレット単体での送付や個人への対応も可能。問い合わせはYSCの伊勢事務局長(電090・9321・8607、info@yusho-support.com)。
カネミ油症は1968年に長崎県など西日本一帯で発覚した食中毒事件。発生から半世紀以上が経過した今も被害は続いており、2021年度からは国が認定患者の子や孫らを対象に健康実態調査を開始。だが、現行の認定制度や補償の枠組みでは救済が進まない状況もある。
こうした中、YSCは24年に「カネミ油症事件 聞き取り記録集 家族の食卓(改訂版)」を刊行。今回のブックレットはその補助冊子として製作し、油症問題を初めて学ぶ人にも分かりやすく伝える内容。会員や被害者、研究者らに配布したほか、今後は改訂版購入者に無料で配布する。
A5判、全15ページ、2千部発行。全9章構成で事件の経緯、患者の定義、ポリ塩化ビフェニール(PCB)処理の歴史、関連法、次世代被害の実態までを網羅し、課題を整理。診断基準見直しやPCB製造元のカネカの積極関与、公害基金創設など、新たな支援の枠組みも提言している。
授業や学習会で活用する場合は、ブックレット単体での送付や個人への対応も可能。問い合わせはYSCの伊勢事務局長(電090・9321・8607、info@yusho-support.com)。
