ふるさとづくり大賞の最優秀賞にながよ光彩会 駅の管理業務、構内でカフェ「暮らしの中で福祉を」 長崎

長崎新聞 2026/01/15 [11:00] 公開

ながよ光彩会が運営するカフェ(奥)と、列車到着時に改札口に立つカフェスタッフ(右)=JR長与駅

ながよ光彩会が運営するカフェ(奥)と、列車到着時に改札口に立つカフェスタッフ(右)=JR長与駅

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総務省は14日、地域活性化などに貢献した団体や個人に贈る2025年度「ふるさとづくり大賞」の最優秀賞(内閣総理大臣賞)に長崎県西彼長与町で無人駅の管理業務などを担う社会福祉法人「ながよ光彩会」を選んだと発表した。県内での同賞受賞は23年度の「シュシュ」(大村市)に続き2例目。

 同会は、一部時間帯に無人駅となるJR長与駅で、町とJR九州から委託を受け、集改札や乗降介助、清掃など駅の管理業務を行い、民間で全国初の事例となっている。駅構内の町コミュニティホールに開設したカフェでは就労支援施設利用者が作る商品などを販売。「福祉の視点を取り入れ、多方面に横断したまちづくりをしている。全国に参考になる事例」と評価された。

 貞松徹理事長は「人が行き交う場所、立ち止まれる場所の中に福祉の視点を重ねてきた。今後も優しさを起点に暮らしの中で福祉を実践し続けたい」と喜びを語った。

 ふるさとづくり大賞(総務大臣賞)には佐世保市で朝市の再生事業「NEO朝市」などを展開する一般社団法人「REPORT SASEBO」など16団体と1人を選定。優秀賞なども含め全国で計23団体・個人が受賞した。表彰式は2月10日、東京で開かれる。