自民長崎県連が党紀委を開催…長崎県知事選巡り、県議9人「処分対象」 山本委員長は「開催無効」と欠席

長崎新聞 2026/03/09 [12:15] 公開

自民党長崎県連は7日、先の知事選で県連の推薦候補を支援しなかった県議9人の処分を検討する党紀委員会を開き、9人が「処分の対象となる」との認識で一致した。委員長の山本啓介参院議員は「9人は党本部が示した自主投票の方針に従った」などとしており、党紀委の開催は「無効」と主張し欠席した。

 党紀委は非公開。議員や地域支部などの委員17人のうち11人が出席。県議9人も出席が可能だったが、山本氏と同様に欠席した。中島浩介幹事長は終了後、報道陣に対して「山本氏に党紀委の開催を求めたが応じてもらえなかった。規約上の『事故扱い』とし、県連会長と副委員長の権限で開いた」と説明した。

 党紀委では県議9人の行動は「党規違反」とする認識でまとまったが、立場や程度に差があり、「(対立候補を応援した)演説の写真などの証拠を精査するべきだ」との意見が出た。県連は証拠を集めた上で党紀委を再度開いて処分を判断する方針。

 知事選では県連推薦の新人、平田研氏が初当選。一方、自民支持の業界団体は現職だった大石賢吾氏を推薦した。県議9人は告示直前、党本部が示した自主投票の方針に従うと県連に文書で通知。うち8人と山本氏は大石氏を応援する姿勢を見せた。