長崎新聞トップ

リストから探す

インタビュー協力:

閉じる

TopInterview

リーダーが語る、長崎のその先の風景。
地元経済のけん引役となる各界の皆さんは“長崎のその先の風景”をどのように展望し、さらには描いていくのでしょうか。
企業・団体のトップに、事業の成長戦略や地域活性化への思いなど、年頭所感をうかがいました。

粕谷製網

代表取締役社長

粕谷 正昭

粕谷製網粕谷 正昭

所在地 諫早市川内町485

電話 (0957)22-0373

粕谷製網

代表取締役社長

粕谷 正昭

市場の変化見据え  歩みを止めず

 漁業の定置網、海上養殖施設や大型仕切り網を製造している会社です。一口に定置網と言っても、大きな物は400メートルトラックがすっぽり入るほどのサイズになります。定置網は魚が自ら入るように造られた漁具で漁場や規模により種類が異なり、取引先に合ったものを設計するために漁場調査から行っています。また、養殖部門では、養殖施設の係留から漁場調査、設計を行い、経営規模や漁場に適切なものを提供しています。特にいけす網は当社しか作れない耐久性がある亀甲網「KIKKONET」で製作し、管理と経費の軽減に役に立っています。今後の養殖業は給餌の自動化や管理用水中ロボットなどの技術を取り入れる革新時代になり、その変化に遅れを取らないようお客さまの満足を第一にそのニーズに応えていく基本姿勢は、これからも変わりません。

 「KIKKONET」はその耐久性と軽量などを生かして水産以外の業種にも広く使用されるようになりました。そのため生産の多様化や大量生産にも対応できる技術力、新たな顧客に対する営業力を備えていかなければなりません。「KIKKONET」は、特に災害の緊急対策に使用されることが多く、2011年東日本大震災、16年熊本地震などでは防護ネットなどに使用されました。今後は鉄道関連、建築の新分野にも用途が広がっており、対応できる新製品開発を行っています。このように新たな市場や時代に対応するのに人材の育成が急務であり、「企業は人なり」の精神で人創りを経営の基礎として顧客に愛される企業を目指します。

 

 

◎好きな作家と本/歴史小説。歴史を知らなければ現在も未来も見えない

◎リフレッシュ法/家庭菜園、花いじり、ゴルフ