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TopInterview

リーダーが語る、長崎のその先の風景。
地元経済のけん引役となる各界の皆さんは“長崎のその先の風景”をどのように展望し、さらには描いていくのでしょうか。
企業・団体のトップに、事業の成長戦略や地域活性化への思いなど、年頭所感をうかがいました。

長崎県建設業協会

会長

谷村 隆三

長崎県建設業協会谷村 隆三

所在地 長崎市魚の町3-33 長崎県建設総合会館3階

電話 (095)826-2285

長崎県建設業協会

会長

谷村 隆三

建設業は「縁の下の力持ち」

 当協会は県内9支部、会員数約400社です。県内建設業を代表する組織として、建設産業が抱える諸問題の改善と共に公共的役割を果たしています。

 近年建設業の存在が見直されています。毎年続発する自然災害。危険ともいえる現場での活動に、被災者から感謝の言葉を頂いています。自衛隊や警察・消防の陰に隠れて目立ちませんが、実は人命救助や緊急活動の大部分を担っています。口蹄疫や鳥インフル疫での埋却処分や原発の放射能除染も建設業が担いました。仕事とはいえ、伝統的に市民生活を守る気概は強く、「縁の下の力持ち」と自負しています。

 日頃多くは公共工事の道路や港、河川などの工事に携わっています。このインフラ整備と呼ばれる仕事は、社会の基礎、経済の基盤であり人が生活していく上で不可欠なものです。医療であれ教育であれ商業であれ、多くの産業活動を支えています。

 公共工事予算が国の財政を圧迫していると思われている向きがありますが誤解です。公共事業予算は建設国債と呼ばれる範疇で賄われていて、昔作られた公共施設の劣化対策や地域の景気対策としても増やしていく必要があります。

 現在、建設業は他の産業と同じく「人手不足」が深刻であり、諸官庁、自治体の支援を受けて担い手の確保・育成に努めています。人が不足すれば裏方としての期待に応えられなくなるからです。

 取り巻く環境は必ずしも明るいとは言えませんが、夢を語り合い、地元の役に立つ幸せを感じながら、建設業を「健設業」とするよう役割を果たしていきます。

 

 

◎出身校/長崎南高、武蔵野美術大学造形学部

◎好きな作家と本/山本七平、磯田道史、ジャレド・ダイアモンド、マイケル・サンデル、史記、四書五経、ホモ・デウス

◎リフレッシュ法/孫とのビデオ通話、博物館、美術展