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TopInterview

リーダーが語る、長崎のその先の風景。
地元経済のけん引役となる各界の皆さんは“長崎のその先の風景”をどのように展望し、さらには描いていくのでしょうか。
企業・団体のトップに、事業の成長戦略や地域活性化への思いなど、年頭所感をうかがいました。

長崎県トラック協会

会長

塚本 政治

長崎県トラック協会塚本 政治

所在地 長崎市松原町2651‐3

電話 (095)838‐2281

長崎県トラック協会

会長

塚本 政治

ふるさとの元気を運送業界から

 長崎―東京の陸送距離は約1300キロ。出発地が島原半島であれば、さらに50キロ延びます。農産物も鮮魚も、競りの時間に間に合わなければ鮮度が落ち、価値が失われてしまいます。大消費地と長崎を安全・確実に結ぶ重要な役割を担い、支えているのがトラックです。

 燃料費の高止まりや高速道路の通行料など業界は依然、厳しい環境下にあります。一方、荷主の皆さまには、品質や味は負けないのに、輸送費の分だけ価格が上がってしまい、他県産の品物と大消費地で勝負ができないという悩みがあります。こうした問題の解決には国や県の支援が欠かせません。さまざまな働き掛けや要望を続けていきたいと思います。

 ドライバーの人手不足も大きな課題です。若い人たちに魅力を感じてもらえる働きやすい職場づくりや、待遇の改善に積極的に取り組んでいきます。かつての人気映画にあった〝腕一本でバリバリ働いてバリバリ稼ぐ〟という乱暴なイメージは過去の姿です。

 女性の活躍にも力を注いできました。例えば、荷物の積み降ろしに腕力の要らないダンプカーの運転は、実は男女の別なく働ける職場でもあります。いっそうのPRが必要と思います。小規模の事業者が多く、業者間の提携や協業化への工夫も大切なテーマです。

 私自身は大阪に住み、関西大阪長崎県人会の会長を長く務めさせていただいています。長崎へのUターンを望む声を聞くこともあります。それを形にするにはふるさとが元気であることが何より必要。運送業界からそのお手伝いをするのが務め―と常々考えています。

 

◎出身校/瓊浦高

◎好きな作家と本/松下幸之助「道をひらく」

◎リフレッシュ法/花の手入れ・観賞