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TopInterview

リーダーが語る、長崎のその先の風景。
地元経済のけん引役となる各界の皆さんは“長崎のその先の風景”をどのように展望し、さらには描いていくのでしょうか。
企業・団体のトップに、事業の成長戦略や地域活性化への思いなど、年頭所感をうかがいました。

粕谷製網

代表取締役社長

粕谷 正昭

 粕谷製網粕谷 正昭

所在地 諫早市川内町485

電話 (0957)22-0373

粕谷製網

代表取締役社長

粕谷 正昭

新時代に対応できる技術開発を

 諫早市川内町で延縄に使用される漁業資材の撚り糸製造から始め、70余年の歴史があります。現在は定置網や養殖施設、養殖いけす網、仕切り網などを製造しています。工場で製造された製品は海に設置されるため、海流・海地形などの調査から始まり、製品を海に設置指導する業務まで行っています。このように「技術で沿岸水産業界に貢献する会社」を基本方針としております。
 特にさびなく、耐久性にすぐれたポリエステルの網「KIKKONET」は養殖いけす網などの海の製品だけでなく、陸上でもさまざまな分野で活躍し、今までの網の常識を変える場所にも使用されています。熊本震災の復興のシンボルである熊本城の石垣復元工事でも採用されてます。これは「KIKKONET」が軽くてさびないため、石のひとつひとつが文化財である石垣をさびで汚すことなく、長期に渡る工事が終わるまで、大切に支える資材として利用されております。
 少しでも水産業界の悩みや発展の手助けになろうと、モノを売るだけでなく、漁獲高を上げる手助けとして、他業界と共同で、沿岸の生態系を豊かにするために産卵や稚魚の育成、餌になる生物を育てる特殊な魚礁の設置など行っております。さらに大学や行政、民間が協力して新たな技術開発に取り組み、漁業者に貢献しています。
 これからは沿岸水産業界では、沿岸漁業の悩みを解決するための技術を、新たな業界においても、同様に貢献できる新しいアイデアや技術力を磨き、小さな企業でも「ピリッ」としていると評価して頂ける企業を目指します。

 

出身校/鎮西学院高校

好きな言葉/忍耐
製品が売れない時期も耐え忍んできた。努力は必ず報われると信じている。

健康法/ウオーキング
体力や気力の衰えは経営の敵。趣味を楽しむためにも毎日歩いている。