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TopInterview

リーダーが語る、長崎のその先の風景。
地元経済のけん引役となる各界の皆さんは“長崎のその先の風景”をどのように展望し、さらには描いていくのでしょうか。
企業・団体のトップに、事業の成長戦略や地域活性化への思いなど、年頭所感をうかがいました。

長崎純心大学

学長

片岡 瑠美子

長崎純心大学片岡 瑠美子

所在地 長崎市三ツ山町235

電話 (095)846-0084

長崎純心大学

学長

片岡 瑠美子

「知恵のみちを歩む」志を新たに

 対面授業の再開に踏み切った頃です。学生の1人が「やっぱり先生方の声を直接聞かなきゃ。対面授業がうれしいです」と声を掛けてくれたことが印象に残っています。とてもうれしく感じました。
 昨年はコロナウイルスに振り回された1年でした。卒業式も入学式も例年の形では開くことができず、休校やオンライン授業への対応も迫られましたし、実習にも制約を受けました。しかし、学ぶことは数多くありました。物事の「負」の部分だけにとらわれてはならないこと、「負」の中にあってもプラスを探す大切さを教わりました。
 コロナ感染は世界中を同時期に襲いました。人種や国籍を超えて、人類が一つの共同体であることを学生たちは実感しているはずです。福祉や保育分野にはこれまで数多くの卒業生を送り出してきました。今、純心でそうした道を志している学生たちは、世界中から「お手本」をもらいました。志や覚悟を新たにしていると思います。
 学園は昨年が創立85周年。「祖母、母、私で3代目です」と話してくれる学生がいます。男女共学になって春で3年目。男子学生もそれぞれの学科で自然に溶け込んでいます。クラブ活動が活性化してきたことを感じます。平和教育をテーマに意欲的な活動を続けているサークルもあります。学生の進路も多方面に広がっています。
 「今まで通り」「前例通り」が通用しない時代です。新しい世界の中でも大学のモットーである「知恵のみちを歩み 人と世界に奉仕する」人が巣立つ大学として、変えてはならないもの、変えるべきもの―をしっかりと見極めていきたいと常に考えています。

 

出身校/ローマ教皇庁グレゴリアナ大大学院

好きな言葉/マリアさま
いやなことは私がよろこんで