長崎新聞トップ

リストから探す

インタビュー協力:

閉じる

TopInterview

リーダーが語る、長崎のその先の風景。
地元経済のけん引役となる各界の皆さんは“長崎のその先の風景”をどのように展望し、さらには描いていくのでしょうか。
企業・団体のトップに、事業の成長戦略や地域活性化への思いなど、年頭所感をうかがいました。

佐世保工業会

会長

中島 洋一

佐世保工業会中島 洋一

所在地 佐世保市天満町1-27県北振興局天満庁舎6階

電話 (0956)25-2149

佐世保工業会

会長

中島 洋一

ものづくりの大切さ伝えたい

 2015年2月、佐世保市を中心とした製造業の企業で設立しました。会員は造船や機械加工、電子機器、ソフトウエア開発など多種多様。2020年は新たに2社が加入し、現在51社で構成しています。いずれも、造船や自動車、半導体関連など幅広い分野で活躍しています。
 会員企業の間でも濃淡はありますが、20年は新型コロナウイルスの影響に振り回された1年でした。中小企業は技術が命です。コロナで業績が悪化したからといって、何年も掛けて育てた技術者を手放すわけにはいかない。企業体力を消耗させずにいかに人材を守るか。中小企業はどこもその点に腐心したと思います。
 会員企業の多くは、基幹産業の造船で磨いた高い技術を生かし、円高不況、リーマンショックなどの苦難を乗り越え、時代に応じた業態転換を図って生き残ってきました。「雑草精神」を持ち、逆境に強い企業がほとんどです。近年、若い世代への代替わりも進んでいます。コロナ禍の中で、業種・業態転換するのか、技術特化型でいくのか。若い経営者たちにはコロナをチャンスととらえ、中小企業らしいチャレンジ精神で前へ進んでほしいと思います。
 若い人材の確保は共通の課題です。工業会としては、会員企業を紹介する冊子を作成して高校に配布したり、職場見学を受け入れたり、あるいは企業側から学校に出向いて意見交換したりと、さまざまな取り組みを続けています。
 企業自身、働きやすい職場へと改善を図りながら、「ものづくり」の大切さや楽しさを伝えていければと思います。

 

出身校/久留米大学商学部

好きな言葉/変革
状況に応じて素早く意思決定できるのが中小企業の強み。チャレンジ精神が大事。

健康法/ゴルフ、囲碁、フィットネス
好きなゴルフを楽しめるよう、歩いたり自宅で筋トレをして鍛えている。