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TopInterview

リーダーが語る、長崎のその先の風景。
地元経済のけん引役となる各界の皆さんは“長崎のその先の風景”をどのように展望し、さらには描いていくのでしょうか。
企業・団体のトップに、事業の成長戦略や地域活性化への思いなど、年頭所感をうかがいました。

長崎県医師会

会長

森崎 正幸

長崎県医師会森崎 正幸

所在地 長崎市茂里町3-27

電話 (095)844-1111

長崎県医師会

会長

森崎 正幸

コロナ対策、健康づくりに貢献

 長崎県医師会の歴史は古く、明治42(1909)年に内務省令により発足、戦後の昭和23(1948)年に新制医師会となり72年目です。私は平成30(2018)年6月、新制後9代目の会長に就任し、2期3年目を迎えています。会員は県内の開業医や勤務医ら約3340人。検査、治療から予防、健康づくりまで、県民の健康を守る政策の実現や事業に取り組んでいます。
 昨年は新型コロナウイルス対策に追われました。2月に県医師会コロナ対策協議会を立ち上げ、毎週会議を続けています。クルーズ船内でのクラスター(感染者集団)発生を受け、4月に県医師会として「医療危機的状況宣言」を発出。「助かる命を助ける」を合言葉に、発熱者の検査や軽症者の宿泊施設での管理などに会員医師が協力し、重症化防止に寄与しています。今冬のコロナ、インフルエンザ同時流行に備え、国の方針に沿って可能な限り市中の医療機関で発熱者を検査、治療できる態勢づくりにも取り組みました。
 今年はコロナの安全なワクチン、治療薬の確立を期待しています。ワクチンが使えるようになった場合、県内で大量の接種をどう進めるかが課題になりそうです。一方、私が一番心配なのは少子化。出生数は年々減り底が見えません。効果的な政策を取るよう、国・県などに働き掛けていきます。
 コロナの影響で受診、検診の抑制が広がり、県民の健康管理も課題。長崎県はがん死亡率が都道府県別ワースト5に入っています。「健康長寿日本一」を目指し、県などと一緒に取り組んでいます。今後も常に患者、県民に寄り添い活動していきます。

 

出身校/長崎大学医学部

好きな言葉/常に平常心
命を預かる現場で、慌てず冷静に分析しながら当たることを心掛けている。

健康法/散歩と適度なワイン
犬が大好きなので。お酒は強くないが、ワインは奥が深くて楽しめる。