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TopInterview

リーダーが語る、長崎のその先の風景。
地元経済のけん引役となる各界の皆さんは“長崎のその先の風景”をどのように展望し、さらには描いていくのでしょうか。
企業・団体のトップに、事業の成長戦略や地域活性化への思いなど、年頭所感をうかがいました。

玄海酒造

取締役会長

山内 賢明

玄海酒造山内 賢明

所在地 壱岐市郷ノ浦町志原西触550-1

電話 (0920)47-0160

玄海酒造

取締役会長

山内 賢明

困難乗り越え、反転攻勢へ

 弊社は、麦焼酎発祥地の壱岐で「壱岐焼酎」を作り続けてきました。創業は1900(明治33)年。多くの皆さまに支えられ、昨年は120周年の節目を迎えることができました。
 飛躍の年と位置付け、さまざまな事業を計画していましたが、新型コロナウイルス感染拡大により、断念せざるを得ませんでした。対面での販促活動が困難になった上、営業時間短縮など飲食業界が苦境にさらされ、弊社の業績も落ち込みました。
 まさに試練の年となった訳ですが、社員にいつも伝えているのは「伸びる企業は不況の時こそ成長する」ということです。困難な状況の時こそ、知恵を働かせ工夫をこらす。それが大切なことだと思います。
 弊社の麦焼酎は、国際的な品質コンテスト「モンドセレクション」を19年連続で受賞しました。飲んだ人がほかの人に薦めたくなるような焼酎を目指しており、「味はどこにも負けない」と自負しています。一方で、福岡では芋焼酎の人気が根強く残っています。ですが、裏を返せば壱岐の焼酎を売り込む余地がまだあるということです。需要に応えるだけの生産体制の整備も必要だと考えています。
 コロナ禍で飲み会の機会は減っていますが、お酒が人々のコミュニケーションを円滑にしたり、働く活力を与えることに代わりはありません。昨年実現できなかった戦略を練り直し、コロナの影響をしっかり見極めながら、今年は反転攻勢を図りたいです。感謝の気持ちを忘れず、これからもお客さまに満足していただける商品を作り続けようと思っています。

 

出身校/明治大学政経学部

好きな言葉/井戸を掘った人は忘れない。
お世話になった人のことを忘れてはならないという人生訓。

健康法/歩くこと
毎日歩いている。昨年は東京~壱岐の距離に当たる1200㌔を5ヵ月で踏破した。