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TopInterview

リーダーが語る、長崎のその先の風景。
地元経済のけん引役となる各界の皆さんは“長崎のその先の風景”をどのように展望し、さらには描いていくのでしょうか。
企業・団体のトップに、事業の成長戦略や地域活性化への思いなど、年頭所感をうかがいました。

中興化成工業

代表取締役社長

庄野 直之

中興化成工業庄野 直之

所在地 東京都港区赤坂2-11-7ATT新館10階/松浦市今福町北免1642-12(F1松浦工場)

電話 (03)6230-4414(本社代表)

中興化成工業

代表取締役社長

庄野 直之

アイデアを利潤に変える

 新型コロナウイルスの世界的大流行が起こりました。私たちは自然災害を含め、予期せぬことが5年に1回はあると考え、常に経営の発想に「備え」の戦略を入れて仕事をしてきました。SARS(重症急性呼吸器症候群)を教訓に、高機能マスクを数千枚備蓄。長崎大や長崎県、松浦市などに配ることができ、少しはお役に立てたのではないかと思っています。
 フッ素樹脂を中心とした高機能プラスチックの総合加工メーカーとして、昨年はポストコロナに向けて何ができるのかを社員全員で考え続けた1年でした。世の中のパラダイム・チェンジ(根本的転換)は必ず起きる。そのときに一歩でも先回りするにはどうしたらよいのか。効率化を追求したり、デジタル化を進めると同時に、人との信頼を構築することが何より大切だと感じています。
 コロナ前からビジネスの世界では「プッシュからプルの時代」に入っています。こちらから積極的に営業するスタイルではなく、顧客に買いたいと思わせる仕掛けを作ることへの転換です。顔の見える仕事のやり方を構築し、志のある企業とアイデア交換もしながら、社会のニーズに応えられる企業であり続けたいと思います。
 昨年は、主力製品のドームやスタジアムに使う屋根材などが認められ、国のグローバルニッチトップ企業100選などに選んでいただきました。社員の開発意欲がさらに上がる好循環が生まれ、何より製品は私たちがものづくりの起点と捉える松浦工場から生み出されたものです。アイデアを利潤に変えるとの発想を重視し、これからも新しい挑戦をしていきます。

 

出身校/早稲田大学政治経済学部

好きな言葉/真の勇気というものは、臆病と無鉄砲との中間にある。(セルバンテス)

若い頃に父から贈られた大切にしている言葉。

健康法/テニス・水泳
水泳は高校からやっている。泳いでリフレッシュした後の食事はとても美味しい。