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TopInterview

リーダーが語る、長崎のその先の風景。
地元経済のけん引役となる各界の皆さんは“長崎のその先の風景”をどのように展望し、さらには描いていくのでしょうか。
企業・団体のトップに、事業の成長戦略や地域活性化への思いなど、年頭所感をうかがいました。

長崎県歯科医師会

会長

宮口 嚴

長崎県歯科医師会宮口 嚴

所在地 長崎市茂里町3-19

電話 (095)848-5311

長崎県歯科医師会

会長

宮口 嚴

「健康長寿」は歯と口から

 2017年6月に会長に就任し、現在は2期目になります。会員800人が一致団結し、県民の歯・口腔の健康を守るための事業を進めています。

 長崎県は、2010年に九州で初となる「歯・口腔の健康づくり推進条例」を制定しました。歯科医師会は、条例に基づき、ライフステージに合わせた歯科健診事業を実施しています。また、むし歯予防のため、保育所、幼稚園、小学校におけるフッ化物洗口推進事業にも協力しており、小学校での実施率は100%を達成しました。新年度は、中学校での実施率100%を目指します。

 これらの事業には歯科衛生士の活躍が不可欠ですが、全国的に歯科衛生士不足が深刻で、本県も例外ではありません。歯科衛生士は国家資格で、年齢を問わず就業可能な職業であることを県民の皆様に周知していくとともに、復職支援などの事業に積極的に取り組みます。

 近年の研究では、口や歯の健康が、全身の健康に大きな影響を与えることが分かっています。政府の骨太の方針にも、2017年に歯科保健に関する文言が盛り込まれ、2019年にはフレイル(機能の衰え)対策としての歯科口腔保健の充実がうたわれました。本会では、昨年10月に「〝くち〟から始まる生命(いのち)の環(わ)~生きることは食べること」をテーマに九州歯科医学大会を開催し、医師や管理栄養士など他職種の4名の方に講演いただき、大変好評でした。今後も、口と健康について広く情報発信しながら、多職種連携を推進し、「健康長寿日本一」に向けて貢献したいと思います。

 

出身校/福岡歯科大学

好きな言葉/温故知新

健康法/みんなと楽しく夢を語ること