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TopInterview

リーダーが語る、長崎のその先の風景。
地元経済のけん引役となる各界の皆さんは“長崎のその先の風景”をどのように展望し、さらには描いていくのでしょうか。
企業・団体のトップに、事業の成長戦略や地域活性化への思いなど、年頭所感をうかがいました。

中興化成工業

代表取締役社長

庄野 直之

中興化成工業庄野 直之

所在地 松浦市今福町北免1642-12(F1松浦工場)

電話 (03)6230-4414(代表)

中興化成工業

代表取締役社長

庄野 直之

フッ素樹脂で常に時代の先に

 1963年に松浦で創業。炭鉱が前身の会社で、石炭産業斜陽化の際に雇用の受け皿でもあった企業を守るため、米国から技術を導入し設立しました。フッ素樹脂をはじめとした高機能プラスチックの総合加工メーカーとして、経験と技術力の向上を積み重ねています。ドーム、スタジアムの屋根膜材や高機能性粘着テープ、半導体関連製品などが主力製品です。

 高機能の意味はタフであるということ。耐熱性や耐寒性があり、化学薬品に触れても変質しない。その分、加工の際はこちらの言うことを聞かない手ごわい材料ですが、出来上がった製品はどれも時代と社会のニーズに応えられるものになっていると思っています。

 何より大事にしているのは「製品を売っているのではなく、責任を売っている」という視点です。ものづくりは手段であり、グローバル化が進む中でお客さまをトラブルから守り、一緒になって課題解決に努力することがもの作り企業の本質と考え、責任を果たすことだと思っています。事業戦略としては、ビジョンやミッション、戦略、戦術を系統立てて考え「アイデアを利潤に変える」という発想を重視しています。

 新しい年が明けました。私たちは時代が加速度的に進む中でも、常にその先回りをしていたい。経験を基にした想像力を駆使し、一歩でも先で待ち構えていたい。そのために技術投資や事業ポートフォリオの入れ替えを行っていきます。私たちは松浦という工場立地と人的資源に恵まれています。人、土地、技術、資金。そしてその組織化が整っている製造業は強いと思っています。

 

出身校/早稲田大学政治経済学部

好きな言葉/真の勇気というのは、臆病と無鉄砲との中間にある(セルバンテス)

健康法/テニス、水泳