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TopInterview

リーダーが語る、長崎のその先の風景。
地元経済のけん引役となる各界の皆さんは“長崎のその先の風景”をどのように展望し、さらには描いていくのでしょうか。
企業・団体のトップに、事業の成長戦略や地域活性化への思いなど、年頭所感をうかがいました。

佐世保商工会議所

会頭

金子 卓也

佐世保商工会議所金子 卓也

所在地 佐世保市湊町6-10

電話 (0956)22-6121

佐世保商工会議所

会頭

金子 卓也

基地との共存共栄を目指す

 佐世保は130年前に海軍鎮守府が設置されました。いわば国策でできた町です。そこから軍港としての歴史を歩んできました。現在も米海軍基地と海上自衛隊、陸上自衛隊があり、軍人や自衛隊員、家族がここに駐留をして消費をしています。基地経済を中核として経済が成り立っています。

 全国的に少子高齢化や過疎化は進んでいますが、基地機能というファンダメンタルがあるため、ほかの都市より景気の波の影響は受けにくい。その意味では、地方都市の中では特異で、可能性を秘めています。「国防」という使命を果たしている彼らのサポートをしながら、経済界も栄える共存共栄で地域の発展につなげたいと考えています。

 観光についても、ほかの観光地にない「基地の町」という特徴を生かしたいと考えています。佐世保など旧軍港4市の「日本遺産」に認定されていますが、佐世保市内各地にある構成文化財を訪ねて近代史を学んでもらうことも有意義でしょう。

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)は、将来の大きな柱の一つになると考え、県や佐世保市の誘致活動を支援しています。誘致が実現した際は、事業者の受け皿整備やビジネス支援を通じて地元の商工業者も恩恵を受ける「ウインウイン」の形につなげていきたいと思っています。

 佐世保商工会議所は今年1月に設立95年を迎えます。「歴史を忘れた民族は滅びる」といいます。100周年に向け、これまで培った歴史を紐解き、今後の佐世保の経済界の在り方について示唆を得られる取り組みをしていきます。

 

出身校/慶應義塾大学

好きな言葉/騰々天真に任す

健康法/快食、快眠