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TopInterview

リーダーが語る、長崎のその先の風景。
地元経済のけん引役となる各界の皆さんは“長崎のその先の風景”をどのように展望し、さらには描いていくのでしょうか。
企業・団体のトップに、事業の成長戦略や地域活性化への思いなど、年頭所感をうかがいました。

湯川王冠

代表取締役社長

湯川 紘充

湯川王冠湯川 紘充

所在地 佐世保市広田4-2-9

電話 (0956)38-4325

湯川王冠

代表取締役社長

湯川 紘充

複合加工の技術生かし関西進出

 金属加工会社として、産業向けの機械装置部品を作っています。100㍉を超える厚物から、0.1㍉以下の薄物まで手掛けています。取引先は造船やプラント、半導体製造装置、ロボット関連など多岐にわたります。

 かつて王冠を製造していたノウハウを生かしたプレス加工に加え、へら絞り、機械、板金といった金属加工を複合して、金属の板から完成品にするまで1社でできるのが強みです。材質も鉄やステンレスに加え、アルミ、銅、チタン、ニッケルなどにチャレンジ精神で取り組んでいます。

 九州では「湯川王冠」の名前は浸透してきました。これからは関西までターゲットを広げたいと考えています。へら絞りなど特殊加工も含めた金属の複合加工を一貫してできる技術は、関西の営業先でも注目されています。事業承継が難しい企業も多いようです。商品の運搬コストを含めても、競争はできると考えています。

 取引先には海外向けの企業も多く、米中の貿易摩擦や日韓関係の悪化に伴う影響もありました。ただ1社に依存せず幅広く取引していたので落ち込みは少ないです。次世代通信規格「5G」や有機ELなどの需要拡大を背景に、2020年は半導体関連の需要が増えると見込んでいます。電気自動車の部品の需要も増えると思います。

 経済産業省から「地域未来牽引企業」に認定されました。地域経済をリードする企業として国の〝お墨付き〟をもらったと思います。技術力という強みを消さないよう、やる気のある人材を確保し、技術や知識を引き継いでいきたいと考えています。

 

出身校/久留米工業大学

健康法/ゴルフ