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TopInterview

リーダーが語る、長崎のその先の風景。
地元経済のけん引役となる各界の皆さんは“長崎のその先の風景”をどのように展望し、さらには描いていくのでしょうか。
企業・団体のトップに、事業の成長戦略や地域活性化への思いなど、年頭所感をうかがいました。

やまさ海運

代表取締役社長

伊達 昌宏

やまさ海運伊達 昌宏

所在地 長崎市古町1

電話 (095)822-5002

やまさ海運

代表取締役社長

伊達 昌宏

地域・観光振興に全力で傾注

 当社は、九州から京浜地域への農産物輸送などに始まり、貨物では現在、鋼材運搬船に特化しています。旅客事業では、1997年に軍艦島を海上から見学するクルーズを始め、上陸が解禁された2009年には上陸クルーズを開発し、いち早く就航を始めました。

 今年も当社の航路で本県の歴史や文化を掘り起こし、地域・観光振興に全力で傾注します。上陸クル―ズは、就航から10年がたとうとしていますが、国内外の観光客の方にご利用いただいています。

 長崎港を巡る復元帆船「観光丸」は、帆船のためエンジン音が気にならず、旧グラバー住宅やジャイアント・カンチレバークレーンを眺めることができます。島原港と三池港をつなぐ高速船「三池島原ライン」は、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」構成資産の一つである原城跡がある島原半島と、三池炭鉱関連施設がある大牟田市をつないでいます。

 周遊観光では、交通機関の連携が重要です。このような名所をつなぐ三池島原ラインは、今後観光客の増加も期待されることから、バスや鉄道の陸上輸送機関と連携を強化して利便性を高めていきたいと思っています。パソコン、スマートフォンから乗船予約ができるシステムも導入しております。

 昨年8月には、受け入れ体制強化のため、老朽化していた三池港の浮桟橋をリプレース致しました。従来は高速船と同じ長さ20メートルでしたが、新しい桟橋は10メートル長い3メートルで、安全性が高まっています。

 当社の強みは、現場第一主義の徹底です。安全な海上輸送とともに、今までにない航路も開発していきたいです。

 

◎出身校/東京商船大学

◎好きな作家と本/塩野七生「ローマ人の物語」

◎リフレッシュ法/ウオーキング