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TopInterview

リーダーが語る、長崎のその先の風景。
地元経済のけん引役となる各界の皆さんは“長崎のその先の風景”をどのように展望し、さらには描いていくのでしょうか。
企業・団体のトップに、事業の成長戦略や地域活性化への思いなど、年頭所感をうかがいました。

不動技研工業

代表取締役社長

濵本 浩邦

不動技研工業濵本 浩邦

所在地 長崎市飽の浦町8-12

電話 (095)861-1638

不動技研工業

代表取締役社長

濵本 浩邦

海外展開も視野 組織力も強化

 ボイラーやタービンなど発電用プラント機器を中心に、舶用機械や自動車の電子・電装品の設計を手掛けています。化石燃料を使う火力発電への風当たりが強まり、クリーンエネルギーがベースになっていく流れの中で、われわれのビジネスは転換期を迎えています。今年は〝山を動かせ!〟をキャッチコピーに、行動の年にしたいと考えています。

 これからは欧州の自動車産業に普及しつつある「モデルベース開発」の拡大を図ります。これはシミュレーション技術を取り入れ品質や開発スピードを向上させるシステム開発の手法で、日本では導入が遅れています。商社機能も強化します。エンジニアリングと結び付け、新たなビジネスを発掘しようと既に専門人材を採用しました。現在はフィリピンやベトナム、中国にパートナー企業がありますが、私自身が海外留学した経験もあって、自社での海外展開を視野に入れています。語学力のあるグローバル人材を育成中です。

 工場を持たない弊社の強みはなんといっても「人」です。ただ、父が創業して以来、持ち味だった家族的社風が最近弱まってきたように感じます。たとえ環境が厳しくても互いを思いやる快適な職場環境でこそ、のびのびと創造的な仕事ができます。性別や年齢、国籍を問わず能力のある社員が実力を発揮できる組織を目指します。

 そのためにも働き方改革の理念を踏まえた新たな人事考課制度の2020年4月導入を検討しています。新制度は成果だけでなく、過程やチャレンジ性も評価。積極的に制度を見直し労働生産性を向上させていければと思います。

 

◎出身校/長崎大経済学部、ロヨラ大シカゴ校MBAコース

◎好きな作家と本/喜多嶋隆(小説家)、ジャズをテーマにした漫画「BLUEGIANT」(作・石塚真一)

◎リフレッシュ法/新しい飲食店の発掘、スポーツ、マッサージ、映画観賞