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TopInterview

リーダーが語る、長崎のその先の風景。
地元経済のけん引役となる各界の皆さんは“長崎のその先の風景”をどのように展望し、さらには描いていくのでしょうか。
企業・団体のトップに、事業の成長戦略や地域活性化への思いなど、年頭所感をうかがいました。

玄海酒造

取締役会長

山内 賢明

玄海酒造山内 賢明

所在地 壱岐市郷ノ浦町志原西触550‐1

電話 (0920)47-0160

玄海酒造

取締役会長

山内 賢明

創業120年控え、生産体制整備

 壱岐焼酎を製造する玄海酒造は2020年に創業120年を迎えます。焼酎業界はこの30年間、ブームを利用しながら努力もして、少しずつ大きくなってきました。しかし酒類全体の消費量が増えていたわけではなく、他の酒類から焼酎に消費が流れたものでした。

 人口減や若者のアルコール離れに加え、ウイスキーも人気が出てきました。今度は焼酎業界が食われる時代になっていくんじゃないかと懸念しています。壱岐焼酎のメーカー7社は一層の努力が必要です。これから100年間の基礎を築くために、この2~3年が大事と思っています。

 弊社は以前は製造量も少なく、ブームになって供給できなくなると逆に迷惑を掛けるという理由から、長崎、福岡、名古屋、京都、大阪、岡山、東京などにある地域一番の問屋に依頼していました。しかしこの30年間で、地域の問屋が大手に吸収されました。全国に販売網を持つ大手が壱岐焼酎を本気で売ってくれるとなった場合、供給できなければ飽きられてしまいます。ですから生産計画をきっちり作り、安心して売ってもらえるようにしなければと思い、生産体制の強化を進めています。具体的には老朽化したホーロータンクを最新のステンレスに更新しました。瓶詰めラインも今後整備します。

 玄海酒造には、女性にも人気がある「壱岐スーパーゴールド」をはじめ70種類ぐらいの銘柄があります。創業120年の節目に向け、今売れている商品をより進化させつつ、ほかにもあるうまい焼酎を広めていきたいです。

 

◎出身校/明治大学政経学部

◎好きな作家と本/司馬遼太郎 「坂の上の雲」

◎リフレッシュ法/囲碁、ゴルフ、盆栽