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TopInterview

リーダーが語る、長崎のその先の風景。
地元経済のけん引役となる各界の皆さんは“長崎のその先の風景”をどのように展望し、さらには描いていくのでしょうか。
企業・団体のトップに、事業の成長戦略や地域活性化への思いなど、年頭所感をうかがいました。

大阪鋼管

代表取締役社長

坂根 毅

大阪鋼管坂根 毅

所在地 佐世保市針尾北町813-1

電話 (0956)58-5611

大阪鋼管

代表取締役社長

坂根 毅

海外見据え 「面白い会社」目指す

 1921年に大阪で創業し、戦後に佐世保の地で再スタートした会社です。冷間引抜鋼管という技術を用いたパイプの製造を中心に、造船業向けのパイプの販売やイオン大塔ショッピングセンターなどの不動産賃貸事業も展開しています。

 私たちの作るパイプは特殊です。太さが4ミリしかないものから21・5メートルの長さのものまで種類はさまざま。表面を滑らかに仕上げられるため、自動車や石油の精製基地など幅広い製品と場所に活用されています。この工法のパイプのメーカーとしては技術、歴史の両面で国内ナンバーワンの地位を確立してきました。

 一方、国内の人口減少を見据え、東南アジアを中心とした海外展開にも力を入れています。そのためには「すごいパイプ」を「すごい納期」で売っていくことが必要です。日本製品の質の高さは世界で理解されていますが、海外には短納期や低価格を売りにした製品がたくさんあります。社員には海外企業のどんな問い合わせにも「できるはず」という姿勢で向き合うよう話しています。「厄介なプロジェクトも大阪鋼管ならきちんと応えてくれる」。そう海外企業に思わせれば〝勝ち〟です。

 人生の3分の1の時間を過ごす会社を楽しみ、意義のあることをしよう―。社是で唱うように、面白い会社でありたいと常に考えています。その一環で今年は中堅や幹部社員を海外に2カ月ほど派遣し、見聞を広める取り組みができないか検討しています。「お客さまを感動させられるか」という視点を持ち、社員が仕事を楽しめる社風を育てていきたいです。

 

◎出身校/青雲高、東京大学

◎好きな作家と本/「リー・クアンユー、世界を語る」(グラハム・アリソン著)、「ストーリーとしての競争戦略―優れた戦略の条件」(楠木建著)

◎リフレッシュ法 スケートボード