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TopInterview

人材育成、革新、貢献—。
国内外の情勢が複数の要因によって激変する今、求められているものは何か。 新たな時代を切り開く県内企業・団体のトップ110人が、2026年の抱負や事業戦略、地域への思いを語ります。

西部霊苑

理事長

本村 秀昭

西部霊苑本村 秀昭

所在地 長崎市小江原5-5-30

電話 (095)848-2938

西部霊苑

理事長

本村 秀昭

人の思いをつなぐ供養

 1976年に開苑。今年で50年の節目を迎えます。現在、墓地や納骨堂合わせて、1322人のご遺族様にご利用いただいています。
 当苑を経営するにあたり、最も大切にしていることは、「人と人とのつながり」です。単なる墓石や納骨堂の販売ではなく、人と人、人と故人様、地域との「心のつながり」を守り継ぐことに、供養業界の存在意義があると考えます。
 契約するご遺族様には、まず、故人様へのご家族の思いや、継承の意思などをしっかりとお聞きします。どんなお墓にするかなどの考える時間も十分に取り、ご遺族様に納得感を持っていただいた上で、お墓を引き渡しています。こうしてじっくり故人様へ思いを馳せた墓石の前には人が集まり、故人様そのものとして大切にする姿があります。お墓は、建てて終わりではなく、建ててから始まるのです。
 何が正解なのか明確な答えがない業界であるため、私自身も勉強し、一級お墓ディレクターや終活カウンセラーの資格を取得しました。ご遺族様はもちろん、お世話になっている地域の方からご相談をいただくこともあります。これも「人と人とのつながり」ですね。
 時代と共に、少子高齢化に伴う墓じまいや、お墓に対する意識の変化、ニーズの多様化が進んでおり、供養業界は過渡期を迎えています。当苑では、墓じまいをした故人様のお骨を、新しく作った納骨堂で預かるようにし、現代の人々のライフスタイルに合わせた仕組みを取り入れました。
 これまで築いてきた「信頼」を武器に、今後もさまざまな問題を解決する窓口としての立ち位置を確立させたいと思っています。