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TopInterview

人材育成、革新、貢献—。
国内外の情勢が複数の要因によって激変する今、求められているものは何か。 新たな時代を切り開く県内企業・団体のトップ110人が、2026年の抱負や事業戦略、地域への思いを語ります。

バイオパーク

代表取締役社長

神近 公孝

バイオパーク神近 公孝

所在地 西海市西彼町中山郷2291-1

電話 (0959)27-1090

バイオパーク

代表取締役社長

神近 公孝

世界観を継続し若い力も大切に

 「長崎バイオパーク」は昨年で 開園45周年。これまでの歴史を大切にしつつ、新たな挑戦も続けています。その一つが交流サイト(SNS)。動物たちの何気ない表情、命と向き合う現場の姿を発信してきました。 その積み重ねが共感を呼び、総フォロワー数は280万人超を達成しました。
 動画投稿サイトの「カバのスイカまるごとタイム」をはじめ、近年はSNSが国内外から注目を集めています。来園して楽しむ動物園の形に加えてSNSを通じて世界中から楽しんでもらえる動物園へ。「新しい時代」が来ています。
 動物相手は何が起こるか分かりません。ある程度、トラブルを許容し、性格を理解、研究して改善を繰り返す。一歩ずつ前進させた結果の一つが人気動画「ビーバーのお散歩」につながりました。野生のビーバーが生息するカナダから「バイオパークのビーバーを見たい」と言って来てくれた人もいて、本当にうれしかったです。
 動画は動物だけでなく、飼育員 を中心に据えています。見た人が 飼育員の視点を共有し、今では感 情移入できるようになっています。これまでの当園の方向性を維持しつつ、若い人たちがチャレンジできる環境も大事にしていきます。
 バイオパークの魅力は動物が自然の中で自由に暮らし、人間との距離が近いこと。 人間と動物は一つの世界で暮らしていますが、今の社会は動物との共存を感じる機会が少なくなっています。動物に愛情を持って接することで、生き物との関係を見直すきっかけになってほしいと願っています。