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TopInterview

人材育成、革新、貢献—。
国内外の情勢が複数の要因によって激変する今、求められているものは何か。 新たな時代を切り開く県内企業・団体のトップ110人が、2026年の抱負や事業戦略、地域への思いを語ります。

協和商工

代表取締役社長

加城 一成

協和商工加城 一成

所在地 佐世保市白岳町151

電話 (0956)31-7100

協和商工

代表取締役社長

加城 一成

自分自身を作り変える

 前会長の父が、油脂類や石けん洗剤などの卸売会社として1953年に設立しました。心がけているのは「徹底して遊び、徹底して仕事をする」こと。何事も思いっきり取り組む雰囲気を大切にしています。デジタル活用は重要ですが、最後は人と人との対話が商売の鍵だと確信しています。
 本業で利益を生み出しているからこそ、社会貢献にも力を入れ、2016年に設立した一般社団法人フードバンク協和は、これまで県内138カ所の子ども食堂などに35㌧の食材を提供してきました。利用者の方々が専用ウェブページで必要なものを選んで受け取れるよう改善しました。2008年にはカンボジアに小学校を寄贈しました。社員と現地子供達の授業を通した親交は、コロナ禍や治安悪化により現在延期となっていますが、今後も引き続き交流を継続します。
 食料品の価格高騰や運送問題など、卸売業は非常に激しい変化にさらされています。昨年を表す漢字は「激」でしょうか。顧客の皆さまには心苦しいお願いですが、コスト上昇分で自社努力を超える分は卸売価格に反映させています。値上げせずに会社を続けられなくなる方が、顧客に不利益だと判断しているからです。ユーザーへの供給にプライドを持つべきだと考えています。
 デジタルトランスフォーメーション(DX)で効率化を進め、手が空いた時間で新たなビジネスのアイデア創出に挑戦しています。社員スローガンは「環境の変化に対応して改善できる自分自身を作ろう」。自ら考え実行し、地域社会に資する事業を展開していきます。