長崎新聞トップ

リストから探す

インタビュー協力:

閉じる

TopInterview

人材育成、革新、貢献—。
国内外の情勢が複数の要因によって激変する今、求められているものは何か。 新たな時代を切り開く県内企業・団体のトップ110人が、2026年の抱負や事業戦略、地域への思いを語ります。

長崎総合科学大学

理事長・学長

黒川 不二雄

長崎総合科学大学黒川 不二雄

所在地 長崎市網場町536

電話 (095)839-3111

長崎総合科学大学

理事長・学長

黒川 不二雄

工学教育のスタンダードを刷新

 本学は1943年創設の川南高等造船学校を前身とし、65年に長崎造船大学として開学。以来、県内外の産業と連携した共同講座の設置など、教育・研究を通じて実践的な学びを展開しています。
 2027年4月に新学部「先端工学部(仮称)グリーン・デジタル学科、グリーン船舶システム学科」の設置を構想中です。学部再編を通して、課題を発見、科学的根拠に基づいて解決できる人材を育成したいと考えています。全ての産業・企業において喫緊の課題であり、社会課題でもあるグリーン(脱炭素)化とデジタル化。これらに対応するために、従来の狭い分野での「縦割り型」教育を大胆に見直し、「混ぜる」教育により、幅広い社会課題に向き合う力を育み、〝工学教育のスタンダード〟の刷新に挑戦します。
 また、女性エンジニアの育成や県内の人材確保を目的に、入学者選抜に「女性枠」と「長崎県地域枠」を導入。さらに、全国で唯一となる「大学院無料化制度」を設け、学生の継続的な学びと高度なキャリア形成を支援しています。
 新キャンパスには、企業研究者や起業家向けの施設、グリーンエネルギーを活用した小型データセンターの設置を予定。地域・文化の交流拠点としての機能に加え、防災力を高めた施設整備も進め、スマートサステナブルキャンパスとして地域課題の解決に挑む新たな拠点となることを目指します。
 長崎県は再生可能エネルギーが豊富な地域です。本学は、AIと再エネを有効に活用しながら「ひとつ先の風景」を描き、地元長崎への貢献を今後も進めていきます。