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TopInterview

人材育成、革新、貢献—。
国内外の情勢が複数の要因によって激変する今、求められているものは何か。 新たな時代を切り開く県内企業・団体のトップ110人が、2026年の抱負や事業戦略、地域への思いを語ります。

粕谷製網

代表取締役

粕谷 英雄

粕谷製網粕谷 英雄

所在地 諫早市川内町485

電話 (0957)22-0373

粕谷製網

代表取締役

粕谷 英雄

さびない網で漁業を下支え

 1946年5月創業。海中でさびずに何年も使用できる「KIKKONET」を軸に、定置網などの漁網をはじめ、大型仕切り網や養殖のためのいけす係留施設、魚類産卵礁の開発から販売施工まで幅広く手がけています。
 今年は創業80周年にあたる節目の年。長年にわたり培ってきた信用や技術力を基に、粕谷の網でなければ信用できないと言っていただけるような、オンリーワン商品を開発してまいります。また、80周年を機に、より働きやすい環境づくりを目指した変革にも挑戦していきます。福利厚生を充実させ、一人一人の技術力アップを図るほか、コンピューターやAIを活用した最新技術も積極的に導入し、少数精鋭で臨んでまいります。
 「捕る漁業から、育てる漁業へ」を合言葉に、どのような形で魚を育てるかなどアドバイスも引き続き提供していきたいと考えています。当社でコンサルティングしたいけすで育てた安心・安全な魚を養殖業者が提供するだけでなく、一年で一番おいしい旬の時期と同じ品質の魚を、年間を通して提供することも可能になります。
 水産業は人手不足が急速に進行することが予想されます。日本よりも人口が少ない水産先進国のノルウェーでは、すでに一人ですべてのオペレーションが可能になるような機械や技術開発に力を入れています。日本も同様に自動化・省人化が進むと考えられます。今後も漁業者と話し合いを重ね、ニーズを探りながら、未来の漁業を見据えた経営を目指してまいります。