ピースサイト 2005年ピースサイト関連企画 2005/08/03 ふるさと長崎へ =「8・9」私の思い= 3 劇作家(松浦市出身) 岡部耕大さん(60) 永井博士の劇化を決意 ―終戦の年に生まれ、今春、還暦を迎えた。戦後と人生が重なる。 県北の漁師町に生まれ、山を一つ越すと佐世保。子どものころ、母親と佐世保に行くと、闇市があった。駅の裏側で、戦災孤児がぼろぼろの着物で群れていた。孤児たちが僕を […] 2005/08/02 ふるさと長崎へ =「8・9」私の思い= 2 作曲家(長崎市出身) 大島ミチルさん 夢や希望持てる時代に ―長崎原爆で家族が被爆したと聞く。 当時、原爆で叔父が亡くなり、母はけがを負った。母は今も元気だが、幼いころから母たちに原爆の恐ろしさを聞かされて育った。子ども心に言葉から鮮明にイメージした。原爆のものすごい光、火の海、 […] 2005/08/01 ふるさと長崎へ =「8・9」私の思い= 1 脚本家(諫早市出身) 市川森一さん(64) 平和こそ命懸けで守る 「あの日」から六十年目の夏。古里を遠く離れて暮らす本県出身者にも原爆の悲惨な記憶と不戦の誓いは脈々と受け継がれている。感性豊かなまなざしで被爆地を見詰め直す人も少なくない。県外で平和へのメッセージを発信する著名な本県出身 […] 2005/07/30 決意の夏 =ナガサキ再構築へ= 6(完) 国家補償 二度と戦争させない 今月二十日、ベルギー国営放送の記者とカメラマンが長崎被災協を訪れ、原爆症認定訴訟を十二年にわたって闘い、最高裁で勝訴を勝ち取った被爆者、松谷英子(63)を取材していた。傍らで、被災協事務局長の山田拓民(74)は「今年は、 […] 2005/07/29 決意の夏 =ナガサキ再構築へ= 5 平和団体 手探りで“共同歩調" 「被爆六十年の節目を、核兵器の怖さを世界に力強く発信するスタートにしたい」―。連合長崎会長の高石哲夫は四月、県原水禁会長の中崎幸夫、核禁会議長崎議長の川村力と並んで記者会見。八月の統一集会「被爆60年核兵器廃絶2005平 […] 2005/07/28 決意の夏 =ナガサキ再構築へ= 4 海外原爆展 重い腰を上げた国 「核大国、核大国って言うけど、話せばきちんと分かってくれる。行ってよかったよ」。長崎平和推進協会継承部会員で被爆者の吉田勝二(73)は、初めて訪れた米国の印象をこう振り返る。 吉田は、国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館が五 […] 2005/07/27 決意の夏 =ナガサキ再構築へ= 3 非核宣言 自治体に“温度差” 「現在、空白になっている諫早市には、市民を交えた宣言の起草委員会ができた。西海市も秋の議会で協議を予定している」―。長崎市内で二十二日夜開いた市民団体「非核の政府を求める県民の会」の総会。事務局長の川口龍也(69)が柔ら […] 2005/07/26 決意の夏 =ナガサキ再構築へ= 2 明確な約束 被爆地の声に自信を 「私たち被爆地の市民からすれば非常に残念なことだけど、今度ばかりは、土壇場のどんでん返しは期待できない」 四月―。核問題に詳しい長崎大元学長の土山秀夫(80)は、開幕前から核拡散防止条約(NPT)再検討会議の失敗を断定的 […] 2005/07/25 決意の夏 =ナガサキ再構築へ= 1 確信と疑念 新たな覚悟迫られる 「あの日」から六十回目の八月が巡ってくる。世界の核管理と核軍縮の在り方を検証する五月の核拡散防止条約(NPT)再検討会議は何一つ答えを出せずに閉幕、核廃絶への道には暗雲が垂れ込めたままだ。被爆者たちが「最後の節目」と口に […] 2005/07/23 戦争の記憶 7 京ノ岳監視所 住民が24時間警戒 五島市三井楽町の京ノ岳(一八三メートル)に置かれた航空自衛隊第十五警戒隊福江島分屯基地。日本の「西の空」をレーダーで監視している。ほぼ全方位が見渡せる山頂部には戦時中、若い民間人らが詰めた監視所があった。「木造のやぐらに […] 前のページへ<23456次のページへ> ▶ 関連企画 原爆・平和に関する特集記事を掲載しています。 ▶ 関連記事 原爆・平和関連の記事を掲載しています。 ▶ 私の被爆ノート 被爆者の高齢化と被爆体験の風化が深刻な問題となっています。1996年から長崎新聞本紙に掲載してきた「忘られぬあの日 私の被爆ノート」を掲載しています。 ▶ TESTIMONIES OF THE ATOMIC BOMB SURVIVORS (「私の被爆ノート」英語版) ▶ 平和への誓い 8月9日の崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における「平和への誓い」を掲載しています。 ▶ ナガサキ・アーカイブ(外部リンク) 長崎原爆の実相を世界につたえる多元的デジタルアーカイブズです。被爆ノートの一部を地図上でもご覧いただけます ▶ ローマ教皇 来崎 2019 2019年11月24日に長崎への訪問されたローマ教皇(法王)。今回の訪問に関する県内の受け入れ準備や核廃絶を巡る人々の期待など長崎新聞に掲載されたニュースを集約。 ← ピースサイトへ戻る ページ上部へ