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アドバイザー
永末俊郎さん
長崎市出身。ながすえ小児科(長崎市竹の久保町)院長。
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第160号(2009年2月1日)掲載
テーマ:「子どもの膀胱炎・腎盂炎(尿路感染症)」

Q:尿路感染症とはどんな病気ですか。
A:尿の通る道(尿路)のうち、腎臓内の腎盂に細菌が進入して感染が起こると腎盂炎、膀胱に感染が起こると膀胱炎といいます。子どもでは厳密に区別するのが難しく2つをまとめて尿路感染症といいます。

Q:どんな症状がありますか。
A:おしっこが近い、排尿時に痛いなどの膀胱炎の症状や発熱、腰が痛いなどの腎盂炎の症状があればわかりやすいのですが、子ども、特に乳幼児では症状がわかりにくいため、尿の検査をして初めて診断がつくことの方が多い病気です。

Q:治療を受ける時の大事な点はなんでしょうか。
A:抗生剤を飲むと良くなりますが、良くなったからといって途中でやめずに医師の指示通りに飲んでください。この病気は繰り返しやすいので、再発の予防が大切です。特に腎盂炎を繰り返しますと腎臓に障害を残すことがありますので、治ったあとも定期的な尿の検査が必要です。また、尿路になんらかの異常があることも多いので、くわしい腎、尿路の検査が必要なこともあります。

Q:家庭で気をつけることはなんでしょうか。
A:外陰部を清潔に保ち、水分をたくさん取り、おしっこをがまんしないこと。尿の残り(残尿)があると感染を起こしやすいので、途中でやめず最後まで排尿すること。また、便秘も尿路感染症を起こしやすいので毎日排便する習慣をつけましょう。