カット

V長崎が天皇杯へ、重工長崎に競り勝つ 県サッカー選手権

【決勝、V・ファーレン長崎−三菱重工長崎】前半7分、V長崎のFW熊谷が先制ゴールを決める
【決勝、V・ファーレン長崎−三菱重工長崎】前半7分、V長崎のFW熊谷が先制ゴールを決める=長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場
 サッカーの第21回県選手権(県サッカー協会主催、長崎新聞社など共催)最終日は29日、長崎市総合運動公園かきどまり陸上競技場で決勝を行い、V・ファーレン長崎が三菱重工長崎を3−2で下し、2年連続4度目の優勝を飾った。本県代表として天皇杯に出場するV長崎は、1回戦(9月3日・茨城県笠松運動公園陸上競技場)で環太平洋大(岡山)と対戦する。

 V長崎は前半7分にFW熊谷が先制ゴールを決め主導権を握ったが、重工長崎も36分にDF戸田がCKのこぼれ球を豪快にけり込み、同点に追いついた。V長崎は41分にCKからDF藤井が頭で決め、2−1で迎えた後半8分、FW宮尾が重工長崎のGK福田に倒されPKを獲得。宮尾が落ち着いて決め、リードを広げた。

 このプレーで福田が退場となり、数的不利になった重工長崎だったが、果敢にカウンター攻撃を仕掛け、35分にFW栗山が個人技でゴール。1点差まで迫ったが、あと一歩届かなかった。

 最優秀選手は藤井、優秀選手には戸田が選ばれた。

 ▽決勝
V・ファーレン長崎 3 2−1 2  三菱重工長崎
            1−1
▽得点者【V】熊谷、藤井、宮尾【三】戸田、栗山

◎苦戦の末切符手に

 ○…重工長崎に3−2で競り勝ち、2年連続で頂点に立ったV長崎。カテゴリーが一つ下の相手に苦戦し、佐野監督は「まだまだ力がないということ」と表情はさえなかった。

 この日は気温37度の厳しい暑さに苦しんだ。レギュラーメンバーで臨み、序盤から持ち前のパスワークで主導権を握ったが、後半は運動量が激減。3−1で迎えた後半35分には、10人になった相手に1点を献上するなど、貪欲(どんよく)に勝利を目指す重工長崎に対し、受け身になってしまった。

 決して満足できる内容ではなかったが、何とか手にした天皇杯切符。PKで3点目を奪ったFW宮尾は「2回戦でJ1の横浜F・マリノスに一泡吹かせてやりたい。そのためにもまずは1回戦に全力を尽くす」とチームの思いを代弁した。


2010年8月30日長崎新聞掲載






トップに戻る