企画「羽ばたけジュニア 2巡目長崎国体をめざして」

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諫早ソフトテニスクラブ
努力に勝るものはない

諫早ジュニアソフトテニスクラブのメンバー
諫早ジュニアソフトテニスクラブのメンバー

感謝の気持ちを忘れずに

 2時間の練習を終え、子どもたちが元気にあいさつする。「お父さん、お母さんに感謝」「ありがとうございました」。指導者やコートだけではなく、練習の手伝いをしてくれた保護者へも忘れずに。山本小由美コーチ(51)=山本住宅建設=は「保護者の協力は大きい。それを理解し、感謝の気持ちを大事にしてほしいから」とにこやかに子どもたちを見つめる。

 小由美コーチは1999年に、夫の郁夫監督(51)=やまもと建設=とこのクラブを発足させた。夫婦で所属していたスマイルクラブ(諫早市)のジュニアとしてスタート。2年後に「諫早ジュニア」に改名した。

 当時、メンバーは10人に満たなかったが、現在は県央地区の小学1〜6年生、男女計46人が所属。「諫早から全国大会へ」という当初の目標を達成した今、目線は「全国で勝たないと」に上がった。

 今季は、男子のエースペア、山口慧・高村悌紳組(上山小6年・諫早小6年)が全日本小学生選手権(8月・岐阜)で県勢最高となる男子個人16強に入った。山口は「勝つと楽しくて続けてこられた」、高村は「大きな大会で、もっと上を目指したい」と勝利をしっかり意識している。

熱心に練習へ取り組む選手たち=諫早市、県立総合運動公園テニスコート
熱心に練習へ取り組む選手たち=諫早市、県立総合運動公園テニスコート
 選手が県予選を突破するようになったのは2002年ごろ。当時から全国大会の常連だった長田ジュニア(諫早市)を参考に、練習量などを工夫してからだった。練習の違いで選手は強くも弱くもなる。小由美コーチは「子どもはみんな一緒なんだ」と再確認した。最近も、好選手を輩出している長島ITC(佐世保市)の徹底したあいさつに感心。ライバルチームから学ぶことは多い。

 小由美コーチの指導に自然と熱が入るのは「懸命に取り組む子どもたちの目が輝いているから」。女子のエースペア、酒井真奈・元村華楠組(上山小6年)は「これからも頑張って、もっと上手になりたい」と笑顔で口をそろえた。

 「努力に勝るものはない」。小由美コーチのモットーだ。長崎国体まであと4年。続けた努力は、その後も必ず生きてくる。

(運動部・黒川美穂子)

2010年2月3日長崎新聞掲載








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