“楽しむ”から“上手に” うれしい言葉を聞いた。活水ジュニア新体操クラブの木原梨乃(小島小6年)が教えてくれた、競技を始めたきっかけだ。「長崎ゆめ総体(2003年長崎インターハイ)を見たから」。あの夢舞台でまかれた種が、今、確かに芽吹いている。 ゆめ総体で県勢初の団体銅メダルを獲得した活水高の体育館。ここで、4歳から小学6年生まで40人の子どもたちが、楽しく体を動かしている。代表を務めるのは活水中高新体操部の吉田眞理子監督。1994年、ジュニア層への競技普及のため発足させた。現在、このクラブから巣立った7人のコーチとともに指導をしている。
北田美優(西城山小6年)は「みんなで一つの作品をつくったり、お客さんの前で踊るのが楽しい」、山下美咲(三重小6年)は「緊張せず、きれいに踊れるようになりたい」。少女たちはそれぞれの思いでここへ通う。 新体操人口はステージが上がるにつれ減っていく現状にある。吉田代表の願いは「今の子どもたちは先がある。だからこそ続けてほしい」だ。その先とは2014年の2巡目長崎国体。彼女たちの華麗な演技にあこがれ、後に続く子どもたちが増えるかもしれない。 6年後、今度はお姉さんになったみんなが“きっかけ”になる番だ。(運動部・黒川美穂子) 2008年4月23日長崎新聞掲載
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