スポーツながさきトップ > 春高バレー県大会
大会前の練習中。伊藤監督は極力指示を出さなかった。主力は昨季とほぼ同じ。ある程度、教えることはたたき込んできた。後は選手たちがどれだけ状況に応じてプレーできるか−。全国上位で戦うための実践訓練でもあった。 迎えた決勝。伊藤監督の狙い通りに、一人一人が相手をよく見てから多彩な攻撃を展開した。冨永はフェイントを使うなど、強打だけに頼らない姿も披露。「エースがきついときは自分たちが崩す」。ライト中島が速攻、センター中嶋も時間差などで得点を重ねた。まさに臨機応変だった。 “春高バレー”は来年度から、全日本高校選手権(来年1月・東京体育館)に移行する。伊藤監督は「今大会は思った以上に動けていた。手応えを感じた。最後の代々木でセンターコート(4強以上)に立ちたい」、山川主将も「まずは気持ちで絶対に負けない」。 2003年長崎ゆめ総体の覇者が、最後の春高で旋風を巻き起こす。そのための準備は整った。(黒川美穂子) 2010年1月25日長崎新聞掲載
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