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国見は前半19分、左サイドを突破したFW井上が豪快にけり込んで先制すると、23分にはFW東矢がゴール前に走り込み追加点。波佐見も30分にMF山本が右クロスをボレーで合わせて1点を返し、国見の1点リードで折り返した。 後半は互いに決め手を欠く中、国見が21分、MF大町のロングパスに反応してゴール前に抜け出した東矢が、落ち着いて決めて3−1。粘る波佐見も30分、FW池田がFKを直接左足で合わせて1点差に詰めたが、一歩及ばなかった。 女子決勝は鎮西学院が前半6分にMF濱崎のゴールで先制すると、その後も小刻みに加点。FW濱田のハットトリックの活躍もあり、大量8点を挙げた。 国見 3 2−1 2 波佐見 1−1 ▽得点者【国】井上、東矢2【波】山本、池田 ▽女子決勝(オープン) 鎮西学院 8 3−0 0 島原商 5−0 ▽得点者【鎮】濱崎、三根2、町田2、濱田3 ◎国見、新布陣まだ発展途上 「今年はチーム力で勝負」 国見1点リードで迎えた後半33分、ゴール前に抜け出した波佐見のFW池田が迷わず右足を振り抜いた。必死に飛び付く国見のGK西田。際どいコースに飛んだボールは、右手一本ではじき出された。国見が新鋭校の猛追をしのぎ、何とか今季最初のタイトルを手にした。 年末年始に開催された全国高校選手権。3年ぶりの出場を果たしたが、2回戦で藤枝明誠(静岡)に1−4で敗れた。それから始動した新チームは、関東方面で遠征試合を重ねたが、前橋育英(群馬)など強豪校に力負け。すべての面でレベルアップの必要性を痛感した。この日の決勝もゴール前で競り負けて2失点。高橋監督は「内容はまだまだ。また守備からしっかりやっていかないとね」と手厳しかった。 今季のチームは、全国で悔しさを味わってきたDF大場、MF大町、FW東矢らが残るが「個人の力は昨年の方が上」(高橋監督)。それは選手たちも自覚している。先制ゴールを決めたFW井上が「今年はみんなが動き回って、チーム力で勝負するしかない」と言う通りに、タレントに頼るサッカーはできない状況にあるのだ。 もっと上を目指してくれ−。引退した3年生は後輩たちに夢を託した。「絶対にまたあの舞台に戻る。全国優勝したい」(大町主将)。その目標を達成するために。試合後、チームは学校に戻って練習を始めた。(熊本陽平) 【編注】「高橋監督」の高は口が目の上と下の横棒なし 2010年2月1日長崎新聞掲載
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