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 定方(川棚)「県内では負けられない」 都道府県対抗駅伝に弾み

定方(川棚)
高校男子10キロ。ガッツポーズでフィニッシュする定方(川棚)=雲仙市
 2週間後に控えた高校最後の全国大会を前に、県内のレースでは「負けられない」と強く思った。高校男子10キロ。定方(川棚)は7キロすぎにスパートをかけ、ライバルたちを置き去りにした。大会記録(30分13秒)を13年ぶりに塗り替える力走だった。

 24日の全国都道府県対抗男子駅伝(広島)に備え、年末年始に合宿で走り込んだばかり。疲労は抜けていない。それでも、目標を「29分台で優勝」に設定した。広島では大事な1区を任せられる予定で、チームの浮沈が自分に懸かってくるのは分かっている。だから、どんな状態でも戦えるところを見せたかった。

 昨年も広島で1区に起用された。「でも、去年はメンバーに選ばれることが最終目標だったのかもしれない」。選考会などで右脚の故障を隠し続け、不安を残したまま臨んだ本番。結果は区間41位の惨敗。チームは26位に終わった。「わがままでチームに迷惑をかけてしまった…」

 あの悔しさは同じ場所で晴らさなければならない。今年はハードな練習を積みながらも、24日に照準を合わせてきた。故障はない。昨年とは比較にならないほど心身の仕上がりはいい。本番が待ち遠しくて仕方がない。

 2週間後、再び本県陸上界の期待を背負って走る。「目標は1区で区間賞」。今度は絶対、たすきに勢いをつける。(緒方庸介)


2010年1月12日長崎新聞掲載







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