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序盤から激しい攻防となった長崎西−西武学園文理は、長崎西が苦しみながらも41−32で折り返すと、ガード長田、浦里を軸にペースを取り戻した後半は、田中大や香田らセンターフォワード陣が着実に加点。第3クオーターで62−42と大きくリードを広げ、試合の大勢を決めた。 第4日の26日は同体育館で男子3回戦、女子準々決勝の計12試合を実施。長崎西は8強を懸けて明成(宮城)と対戦する。 ▽男子2回戦 長崎西 88 23−21 65 西武学園文理 18−11 (埼 玉) 21−10 26−23 ◎1、2年生が大きく成長 体張りゴール下死守 前半、リードは保ったが、どこか落ち着きがなかった。攻め急いでしまい、持ち味であるフォーメーションが機能しない。41−32で迎えたハーフタイム。主将の田中大が言った。「もう一度ゼロから始めよう」。全員が納得した。本来の姿を取り戻した。もう負ける気はしなかった。 190センチの泉を擁する西武学園文理。この長身選手相手に、2年生フォワード香田、1年生センター深江がゴール下を死守した。第3クオーター5分、インサイドに入り込んできた泉から、香田が体を張ってもらったオフェンスファウル。スコアラーを止められて意気消沈する相手。逆に長崎西は乗った。 これで昨年に続いての3回戦進出。埴生監督は「田中大の活躍はもちろんだが、1、2年生の成長も大きい。全員の力で勝てた」と目を細めた。その1、2年生は、自分たちをリードしてくれる3年生に感謝しきり。深江は「思い切りプレーできるのは先輩たちのおかげ」、香田も「今大会が最後になる先輩のためにも、自分ができることをしっかりやりたい」。チームのムードは最高に近い状態だ。 次の相手は近畿インターハイ8強の明成(宮城)。昨夏の埼玉インターハイ3回戦、2点差で8強入りを阻まれた因縁の相手だ。田中大は「ここを目標にやってきた。後は思い切りぶつかるだけです」。雪辱を果たした先には、4年ぶりのセンターコート(準々決勝以上)が待っている。(黒川美穂子) 2009年12月26日長崎新聞掲載
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