鎮西学院・庄崎は打率6割10打点 チーム引っ張った主砲のバット

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【決勝、清峰−鎮西学院】8回裏鎮西学院1死二、三塁、庄崎が中前に2点適時打を放つ=県営ビッグNスタジアム
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「あっという間だった」と3年間を振り返った。鎮西学院の3番庄崎は、入学直後から常に公式戦に出場してきた。この日の決勝も、3打点を挙げて、チームを引っ張った。主砲は、最後まで主砲であり続けた。
2歳年上の兄、主将を務めていた健さんの背中を追って鎮西学院の門をたたいた。抜群の打撃センスが認められて、すぐにスタメンに定着。左手を骨折した2年のNHK杯で1試合だけ休んだが、手術明けの夏の大会は右手だけでバットを振った。仲間の期待に応えたかったから、休むことなど考えなかった。
ソフトボールを始めた小学生のころから「投手がボールを放した瞬間に球筋が見えた」。変化球には「体が勝手に反応した」。内野の間を抜く打球が一番好きだった。
今大会は打率6割、10打点を記録。決勝進出の原動力だった。八回一死二、三塁、高校生活最後となった打席。いつも通りに軽く屈伸し、バッターボックスに入った。3球目の高めの直球を中前に運んだ。意地の一振りだった。
3年間、どんな投手が相手でもひるまなかった。そして、結果を出してきた。「あいつだけは3年間ノーサインで通した」(小田原慎監督)。最高の褒め言葉を胸に、庄崎は高校野球を卒業した。(緒方庸介)
2008年7月21日長崎新聞掲載
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